部屋の電気が壊れた。
紐を引っ張って電気をつけようとしたら、根元から紐が外れた。
見上げると、穴から細い紐が一本だけ出ていた。これに外れた紐を縛りつければ直るかなと思い、試しにその紐を引っ張ったら、今度はその紐もブチッと切れた。
穴を確認してみたけれど、もう紐らしきものは残っていないし、縛りつけられる金具も見当たらない。
調べたところ、このタイプの電気は素人では修理不可能らしい。しかも20年以上前の電気だから、電気屋に頼んでも直せないかもしれない。
電気は完全に再起不能。
古い電気にこだわってもしょうがないから、買い替え決定。
LEDに変えなきゃいけないと思っていたからちょうど良い。
そんなわけで、今夜私の部屋は真っ暗。
他の部屋から電気を移動させることも考えたけれど、脚立に乗って天井の電気を付け替えるのはかなりしんどい。
壊れた電気を外すときに脚立から落ちそうになったから、新しい電気を取り付けるとき以外は脚立には乗りたくない。
明日になったら、新しい電気を頑張って取り付ける予定。
暗い部屋で明かりをどうしようか考えたけれど、テレビの光は目がチカチカして無理だった。
パソコンの光ならテレビより目に優しくて少し部屋が明るくなる。でも動画は駄目。
廊下の電気に頼る手もあるけれど、ドアを開けておくと寒い。締め切ってストーブをつけたいくらい寒いから、廊下からの明かり取りも却下。
結局、災害時用の小さな充電式ランタンを使うことにした。テーブルの上でポツンと灯っているランタン。 ランタン一つでは暗いけれど、今夜だけはこれで我慢することにする。